睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群とは

睡眠時無呼吸症候群は、寝ている間に呼吸が止まり、眠りが浅くなることで覚醒を繰り返す状態を指します。
これにより、記憶の定着が妨げられたり、夢を見にくくなったりすることがあります。

高血圧や糖尿病など、他の疾患との関連も指摘されており、日常生活に大きな影響を与える病気です。
男性では体格の良い方や50代以上の方に、女性でも加齢によるホルモンバランスの変化で発症しやすいと言われています。

睡眠時無呼吸症候群のリスク

睡眠中に呼吸が止まると、肺に酸素が取り込めず脳が酸欠状態に陥ります。
これにより自律神経が休まらず、疲労が回復できなくなってしまいます。

日常生活では、睡眠不足が原因で集中力の低下や倦怠感に繋がり、仕事の効率が落ちたり、運転中の事故を引き起こしたりと、ご本人だけでなく周囲にも大きな影響を与える可能性があります。

さらに、睡眠時無呼吸症候群は高血圧、脳卒中、狭心症、心筋梗塞といった循環器病や糖尿病を合併するリスクを高め、最悪の場合には突然死に繋がることもあります。
この病気はご自身では気づきにくいことが多いため、いびきや無呼吸を周りの人に指摘された場合は、早めにご相談ください。

歯科医院での
睡眠時無呼吸症候群の治療

内科や耳鼻咽喉科ではCPAP療法が一般的ですが、歯科ではマウスピースを使った治療も可能です。
当院では、医科で確定診断を受けた患者様に対し、保険診療でマウスピース治療を行っています。

このマウスピースは、下顎を上顎より前方に固定することで上気道を広げ、いびきや無呼吸の発生を防ぎます。
鼻にマスクをして空気を送るCPAP療法に比べ体への負担が少ないため、軽度から中度の睡眠時無呼吸症候群に広く用いられています。
CPAP療法とマウスピースの併用も、改善に有効とされています。

睡眠時無呼吸症候群の
簡易検査について

睡眠時無呼吸症候群の可能性を調べるために、当院では簡易的なスクリーニング検査を行っています。
これは、指輪状の機器を一晩つけて寝るだけで、ご自身の呼吸状態や睡眠の深さ、睡眠時間などをモニタリングできるものです。

診察時、いびきを指摘された方はもちろん、ご自身の睡眠の質に関心がある方も、ぜひ一度お試しください。

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